薬とは

一般に病気の診断・治療・予防の他、健康の維持や増進のために使われる物質を薬と呼びます。また医薬品とも言い、医療上で用いられる事を目的としています。 薬とは体にとって良い効果・作用をもたらす物質ですが、薬の使い方(用法・用量)によっては、危険なものとなってしまいます。 そのため薬を目的によって区別し、薬としての効果を十分に発揮できるように、うまく使い分けなければならないものなのです。


薬 歴史

世界でもっとも古い薬の記録は、前2000年ごろのアジア南西部に住んでいたシューメル人が書いた、たくさんの動物性薬品が記載されている医薬品の製法です。 その次に古いのは、前1500年ごろエジプトで書かれたエーベルス古文書です。これには約700種以上の医薬品と810種以上の処方が記されていました。 医薬品は18世紀の終わりにいたるまでは、どこの国でも動物の臓器または草根や皮などからの生薬をそのまま使っていました。 しかし1830年をすぎると、生薬の有効成分などが次々に発見されました。 そして今日、自然科学は各分野にわたって大きく進歩し、薬もめざましい勢いで進歩をとげていきました。

薬 役割

薬には病気の診断・予防・治療という役割があります。そのため、薬は診断薬・予防薬・治療薬の3つに大きく分けることができます。

治療を目的として薬を使う場合

  • 1 病気の原因となっているものを取り除く事によって病気を治す原因療法のための薬。
  • 2 病気そのものを治療するのではなく、病気による発熱や苦痛などの症状を和らげるための対症療法のための薬。
  • 3 病気の原因そのものに直接作用するとは限らないが部分的な要因を防げたりする中間療法のための薬。
  • の3つに別けられます。

    また、薬を病気予防として使う場合は、病気に対する抵抗力を増やす生体用の薬と、殺虫剤のように伝染病の病原体を殺す環境用の薬の2つに別けることができます。